韓国タクシーの概要と乗り方ならワウソウルへ

ソウル市内にはたくさんのタクシーが走っており、旅行にもとても便利でおすすめの交通手段です。タクシーの価格は一般タクシーが初乗り2,400ウォン(約170円)からと、値段的にも手軽に利用できます。言葉の不安はありますが、インターナショナルタクシーや模範タクシーでは日本語が通じる車もあるので、フル活用して便利で快適な旅を楽しみましょう。

ソウル市内の観光では3～4人の移動なら電車やバスよりもタクシーのほうが安く上がることもあります。例えば、世界遺産・昌徳宮の散策を終え東大門へ移動した場合、2.5キロ弱、一般タクシーなら3,000ウォンほど。地下鉄の場合、4人合計で4,200W(交通カード利用時)。乗換などの手間もかかることを考えてもタクシーが便利でお得です！ただ、出退勤の時間は道路が混雑しやすいので時と場合によってタクシーと電車、バスを使い分けることができればソウル旅行の達人です！

１．タクシーをひろう
日本と同様、手をあげてつかまえます。
フロントガラスの表示に「빈차 (ピンチャ）」と書かれているものが空車です。 
扉は手動なので自分で開けましょう。

２．行き先を告げる
有名な観光スポットやホテルであれば、名前を言えば大抵通じます。
通じなければ紙にハングルで行き先を書いて見せましょう。
宿泊先を出る前に地図などをもらっておくと役立ちます。 

ソウルのタクシーの基本料金は2,400ウォンです。 

３．支払い
目的地に着いたらメーターを見て運賃を支払います。
ソウルのタクシーのほとんどはクレジットカードやT-moneyカードが使用できます。
T-moneyカードはあらかじめ、コンビニや駅などでチャージしておきましょう。  
   

４．下車
降りる際は後方をチェックしてから降りましょう。
自動ではないので、扉を閉め忘れないようにしましょう。
領収書が必要な場合は「ヨンスジュン　ジュセヨ（「영수증 주세요」)」 といいます。

・韓国のタクシーはカードが使える！
韓国のタクシーのほとんどはクレジットカードやT-Moneyカードでの決済が可能です。
念のため、乗車前に「카드 돼요?(カードゥテヨ?）」と尋ねるとよいでしょう。

・終電後はタクシーがつかまりにくい
終電をすぎるとタクシーがつかまりにくいので注意しましょう。
近距離の場合、乗車を拒否されることもありますのでその点は注意してください。

初乗り2kmまで2,400W、それ以降は144mまたは時速15km以下で35秒ごとに100Wずつ加算する。深夜0～4時までは深夜料金で20％増しとなる。中型車で５人乗り(運転手含む)。

初乗りは3kmまで4,500W。
以降は164mまたは時速15km以下で39秒ごとに200W加算。
中型車で５人乗り(運転手含む)。
黒塗りの車体にDeluxe Taxiと書かれた金色の横ライン、黄色のランプが目印。
試験をパスした人たちなので、サービスの質も高い。
Visitors guide JAPANESEと書かれている車両では、日本語が通じる。

初乗りは3kmまで4,500W。料金は模範タクシーと同じ。
9人(運転手含む)まで乗れる大型タクシー。
車体に「JUMBO TAXI」と書いてあるのが目印。
走っている台数は多くないが、大人数での移動に便利。

コールバンとはバン型の貨物自動車で、大きな貨物を運ぶ際に利用するサービスです。タクシーとは異なるため、料金は交渉によって決まります。車体がジャンボタクシーと酷似しており、一部の悪質な車両によるぼったくりの被害が多発しているとのことで注意が必要です。コールバンは本来、メーターを付けての営業や貨物を持たない乗客の輸送は違法とされています。声をかけれられても安易に乗ることのないようにしましょう。ジャンボタクシー乗車の際は、「JUNBO　TAXI」と表記されていることを確認しましょう。

 ※貨物の重量は20kg以上、横、縦、高さが40cm以上

外国語サービスが可能でソウル市から選ばれた運転手が乗務。

＜メートル料金制：最も一般的＞
初乗り2,880W、144mまたは時速15km以下で35秒ごとに120W加算(中型)。
模範・大型タクシーは模範タクシーと同料金。

＜区間料金制：空港に専用カウンターあり＞
仁川空港からソウル市内までの料金が定額(例：明洞まで中型65,000W)

＜貸切料金制：空港に専用カウンターあり＞
3時間で50,000W、１日12時間200,000W(中型)など

インターナショナルタクシーであることを見分けるには車体の上部と側面に表示がなされていることを確認してください。日本語が可能なタクシーには「日本語」という表記があります。

外国人観光客を狙ったぼったくりタクシーの被害が伝えられます。最近では以前よりも摘発を強めているようですが、実際には被害がなくなってはいないようです。対策方法としては、客引きをしているタクシーや停車中のタクシーには乗らず走行中のタクシーを止める、乗車後はメーターが動いているかを確認する、メーターが異常な動きをしてないかを注意する、などがあります。意図的に遠回りをするという被害もあるようですが、ソウルは一方通行なども多いので勘違いして逆にトラブルを招くことのないように。夜間の女性の一人での乗車も注意しましょう。

タクシー違法営業申告
電話番号02-1330（韓国観光公社）