キーワードは「思春期」？！親子バラエティのトレンドが移行中？！～その2～【韓国】
ここ2～3年ブームだった「パパ、どこ行くの？」（放送終了）、「スーパーマンが帰ってきた」などに代表される幼い子供たちが主人公の親子番組に代わり、最近新しく、思春期の子供たちをメインとした親子番組がいくつか登場しました。
今日は、2015年から放送されている韓国芸能界の大物タレント、ユ・ジェソクが進行を務める親子番組「同床異夢（原題；동상이몽)、大丈夫、大丈夫（以下、同床異夢）」をご紹介いたします。
「同床異夢」は、番組に投稿した悩みの主人公である一般の思春期を迎えた子供たちとその親が登場、スタジオに集まった同じ年頃の子供たちと親、芸能人に相談し、客観的なアドバイスをもらって解決してみよう！と言う番組です。
悩み相談の番組は今までにも多くありましたが、こちらの番組の見所は、問題を親の立場と子供の立場、両方からが観察し、それぞれの意見や立場を代弁する“証拠”資料を持ってお互いの立場から検証するというところ。
普段は「親だから」と我慢して言えなかった親の本音や事情、思春期を迎え背伸びすることに夢中で素直に表現できなくなっていた子供たちの本音を毎回登場する芸能人ゲストたちが引き出し仲裁、「勝ち負け」ではなく「和解」と「理解」に導きます。
SBS「同床異夢、大丈夫、大丈夫」は、韓国で毎週土曜夜8:45から放送中。
