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韓国には鶏肉を使った料理がいろいろあります。日本でもおなじみとなったサムゲタンをはじめ、コラーゲンたっぷりのタッカンマリ、野菜とともにピリ辛く炒めたタッカルビ、ビールと相性がよいフライドチキンなどがあります。鶏肉が一羽丸ごと出てくることもあり、驚かされることも多いのではないでしょうか。ソウルでぜひ味わってみたい、鶏を使った料理でおすすめのお店を紹介します。
陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ
外国人たちにも人気のタッカンマリの名店
陳玉華ハルメ元祖タッカンマリは、東大門近くの新進市場にあるタッカンマリ(鶏の水炊き)のお店。ミシュランガイドでも紹介され、日本人をはじめ多くの外国人たちでにぎわいます。鍋のなかで、鶏を食べやすい大きさに切り、すりおろしニンニクを入れ、お好みにあわせてタデギ(辛味)を入れて煮詰めます。鶏肉は醤油、食酢、タデギを混ぜて作ったソースにつけて食べます。最後に鶏のダシがしっかり出たスープには麺を入れて食べてもOKです。
土俗村
大統領サムゲタンとも呼ばれる名店
土俗村(トソクチョン)はソウルの参鶏湯(サムゲタン)の名店。故・盧武鉉大統領が通ったことから「大統領サムゲタン」とも呼ばれています。韓国の伝統的な家屋を改造したお店で、韓屋の情緒が感じられます。土俗村のサムゲタンはスープが濃厚で、味が深いのが特徴。4年ものの高麗人参、もち米、かぼちゃの種など様々な素材が使われています。鶏肉は若鶏を使用、そのなかにもち米やナツメ、クリ、銀杏、高麗ニンジンが入っています。大統領も食べたというサムゲタンをぜひ一度味わってみてください。
栄養センター明洞本店
電気オーブンで焼いた鶏の丸焼きが食べられるお店
栄養センター明洞本店は、70年代に電気オーブンで焼いた鶏の丸焼き、電気トンタククイが韓国でセンセーションを呼び起こしたお店。明洞(ミョンドン)で50年以上の伝統を誇ります。電気トンタククイはパサッとした皮の香ばしい味、やわらかくもっちりとした鶏肉の美味しさがにじみでています。また、サムゲタンは伝統的な調理法を守り続けており、高麗ニンジン、ナツメ、クリ、ニンニク、もち米を鶏のなかに入れ、じっくり煮込んでいます。
タンナルダ
弘大の鶏炒め専門の居酒屋
タンナルダは、弘大(ホンデ)にある鉄板鶏炒め専門の居酒屋です。人気メニューの「ニュー鉄板」は、オリジナル鉄板にモッツアレラチーズがたっぷりとかかっています。ピリ辛のバーべキューソースで炒めた鶏肉と相性がよく、病みつきになりそう。このお店では軍隊で実際に使われた水筒をビールグラスとして使用してるのも特徴的。オーナーが一つ一つコレクションしたもので、使われた国や年度が刻みこまれています。冷えた生ビールとともに、美味しい鉄板鶏炒めを召し上がってみてはいかがでしょうか。
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