韓国の買い物・ショッピングのロッテマート　ソウル駅店（ロッテマトゥ　ソウルヨクチョム）

ソウルの玄関口「ソウル駅」。仁川（インチョン）空港や金浦（キンポ）空港とのアクセスも便利で、各種鉄道やバスの乗り降りにも事欠かないこの場所は、ショッピングやグルメを楽しめる複合施設としての役割も果たしています。そのなかでももっともポピュラーなのが今回紹介する「ロッテマート　ソウル駅店」です。大型マートの代表ともいえる「ロッテマート」で韓国のおみやげを余すことなく買い占めましょう！

街中を歩けばいたるところに外国人旅行者を対象としたおみやげ店をたくさん見かけますよね。しかし、低価格でたくさんの商品を購入したい人には断然、マートショッピングがおすすめ！価格もしっかり表示されていてぼったくり等の心配もなく、言葉に自信がない人でも安心。韓国では今どんなものが流行していて、韓国の家庭ではどんなものが食べられているのか、マートに行けば一目瞭然です。韓国旅行がはじめての人は、日本のスーパーとは比べ物にならないダイナミックさに驚かれることでしょう。韓国旅行上級者ともなれば、必要なものはマートでまとめ買いし、そのまま宿泊先や自宅まで配送！なんて人も。なんだかワクワクしてきませんか？

まずマートに到着して一番はじめに目に飛び込んでくるのは“巨大カート”。日本のホームセンターで見かけるような大きなサイズのカートが韓国のマートの定番です。100ウォンを投入してカートを手に入れましょう（100ウォンは返ってきます）。カート置き場の右手に見えるのが総合カウンターです。ここでは、外貨両替、EMS配送申請（23：00～24：00）、ベビーカー貸与の他にも何か困ったことがあった場合のサポートが受けられます。総合カウンターの横にはロッカーがあり、3時間以内の利用は無料。スーツケースも入る大きなロッカーは助かります！

さっそくショッピングのスタートです。食料品の他にも日用品、生活雑貨、衣料品などなんでも揃うロッテマート。韓国旅行の定番おみやげを探しに行く前に、いろいろな商品を手に取ってみて、日本との違いを感じてみるのも楽しいでしょう。日本でもおなじみ100円ショップの「ダイソー」もあるので旅行中に助かるアイテムもゲットできるかもしれません。2階のフロアには韓国で人気のコスメブランドのブースが揃っているので街中ショッピングで買い忘れがあった人は必見です。

★取り扱いコスメグランド
LG生活健康：ISA KNOX(イザノックス)、秀麗韓(スリョハン)、BEYOND（ビヨンド）
アモーレパシフィック：IOPE(アイオペ)、Mamonde(マモンド)、韓律(ハンユル)
ETUDE HOUSE(エチュードハウス)/NATURE REPUBLIC（ネイチャーリパブリック）/
SKIN FOOD(スキンフード)/innisfree(イニスフリー)/THE FACE SHOP(ザ・フェイスショップ)

定番おみやげといえばコレ！というものが種類別にずらりと並んでいます。「ロッテマート　ソウル駅店」には外国人旅行客が多く訪れるため、外国人に特に人気の商品やおすすめの商品がイチオシで紹介しながら陳列されているので選びやすいです。キムチや塩辛などの量り売りでは店員さんとのコミュニケーションを楽しむことができます。飛行機に乗せる旨を伝えると、専用の容器に入れて頑丈に梱包もしてもらえるので帰国後も本場の味を楽しむことができます。水気のあるものは機内持ち込みができないので必ずスーツケースに入れて預け荷物で持ち帰りましょう。キムチの保存期間は冷蔵庫で1カ月程度だそう。

健康志向の人へは有機農ごま油や、禅食(ソンシク)と呼ばれる健康食品もおすすめ。穀物・野菜・果物など、数十種類の食品を粉状に加工したもので、それらを水や牛乳で割ると自分だけのヘルシードリンクの完成です！韓国の女優さんたちの間でも美容と健康管理のために愛飲している人が多いという禅食。日本語の案内パンフレットも用意されているので、一度試してみてはいかがでしょうか？

「ロッテマート　ソウル駅店」は2階と3階が売り場となっています。カートをエスカレーターにそのまま乗せて3階へ進むことができ、すべての商品をまとめて最後にレジで計算をします。3階のフロアには、日本でおなじみの「ユニクロ」や「無印良品」をはじめ、生活雑貨・電化製品・衣料・おもちゃ売り場があります。

売り場が広いため、ぐるりと一周するだけでも体力が奪われてしまいます。ショッピングを楽しむには少々の休息も必要ですね。「ロッテマート　ソウル駅店」では売り場内のいたるところに軽く食事ができるスペースやカフェなどが充実しているので、ぜひ利用してみてください。

マート内での買い物はバッチリだけど“いかにも韓国！”らしいおみやげを買い忘れていたという方には「韓国観光記念品」店がおすすめ。また、デジタルカメラのプリントやプラロイドカメラのフィルムを購入したい方はお隣の写真店「photo is」をご利用ください。

近年韓国ではエコのため、ほとんどのスーパーやコンビニでレジ袋がもらえなくなりました。ロッテマートでも同様に、ショッピング客にはエコバッグの持参を推奨していますが、袋代を支払えば紙袋（100ウォン）か、ビニール袋（ごみ袋として再利用可：340ウォン）を購入することもできます。また、外国人ショッピング客用の袋（1,000ウォン）は大きく丈夫に作られていて、旅行の間なにかと重宝しそう！「ロッテマートソウル駅店」ではほとんど日本語が通じますが、他のコンビニ等でも使用する機会があるかもしれないので、念のためワンフレーズ韓国語を覚えておきましょう。

・チョンイ　ポントゥ　ジュセヨ（紙袋ください）
・ビニル　ポントゥ　ジュセヨ（ビニール袋ください）
・ウェグギンヨン　ポントゥ　ジュセヨ（外国人用袋ください）

たくさん購入して袋に入りきらない場合は、段ボール箱に詰めることをおすすめします。持ち帰り用の箱（無料）は大量に用意されていて、梱包に必要なテープ・ハサミ・ヒモなども自由に利用が可能です。地元の韓国人の多くがこの方法を利用するのですが、EMSで配送する人はもちろん、そのまま帰国の途に就く人も段ボールごと預け荷物にすることができるためおすすめです。

2階レジ横の「EMS国際配送カウンター」では、購入した商品をそのまま自宅まで配送するサービス（有料）を受けることができます。空輸で配送できないものなどの注意事項はこちらのカウンターで確認しましょう。09：00から23：00までの間「TAX REFUND（事後免税制度）」サービスも同じくこちらのカウンターで申請することができます。23：00～24：00までの1時間は、入口右手奥の総合カウンターで受け付けています。

「ロッテマート　ソウル駅店」は毎月第2・第4日曜日が定休日です。旅行のプランを立てる際は参考にしてください。営業時間は09：00～24：00と長く、なにかと予定の多い旅行者にとっては嬉しいですね。年々進化を遂げてきたソウル駅には、「ロッテマート　ソウル駅店」の隣に「ロッテアウトレット」が2013年1月18日にオープンしたばかり！さまざまなブランド品がアウトレット価格で楽しむことができます。ぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか？