韓国の観光地の郵征総局(ウジョンチョングッ) |
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韓国最初の郵便局 外国人旅行者にもっとも人気の高い観光スポット、仁寺洞(インサドン)からほど近く、大韓仏教・曹渓宗(チョゲジョン)の総本山である「曹渓寺(チョゲサ)」の隣に位置する韓屋(ハノク)造りの建物。まさにここが、韓国で最初に建てられた郵便局「郵政総局(ウジョンチョングッ)」です。平日の朝9時から夕方6時までは郵便業務を行う窓口が開放されており(EMSなどの一部業務を除く)、建物内部全体を利用した空間には、今日まで韓国郵政が歩んできた歴史を展示する記念館が設けられています。
「郵政総局」で歴史に触れよう! |
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「郵政総局」の今、昔。 さかのぼること時代は16世紀頃。壬辰倭乱(文禄の役)直後に建てられたとされるこの建物は、国立病院の典医監として使用された後、1629年には日本の使節団の宿舎としても使われたという記録が残っています。1884年4月22日、朝鮮第26代王高宗の命により郵政総局が開設され、同年11月18日より韓国初の近代行政制度である郵政業務が開始されました。しかし、開局祝賀会が開かれた際に一部の開化派が引き起こした甲申政変により、開局わずか1ヶ月で郵政業務の一時中断が余儀なくされました。その後、様々な困難を乗り越えた郵政総局は1970年10月、現存する歴史的建造物として高い重要性が認められ、韓国の史跡第213号に指定されました。
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どんなものが展示されているの? 人々の暮らしをよくするため、また世界各国とのつながりをより深くするために建てられた郵政総局は、日本との関わりも密であったことが資料からも見て取れ、初期の郵政総局に携わった人物の記録にも日本人通訳士の名前がいくつも記載されています。また、韓国で最初に発行された切手や、実際に使用されていた日付印、諸外国に発信された郵政業務についての文書などが数多く展示されています。
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時代とともに歩んできた 都心に現存する、歴史の深い建物。まるで時代がそこだけストップしているようなエキゾチックで風情漂う空間。人々の暮らしに密接しながら、現代まで大切に伝えられてきた「郵政総局」。周辺の散策をしたことはあるけれど、ここが「郵便局」であることを知らなかったという方は多いのではないでしょうか。次回、この近くを通る予定のある方はぜひ一度、なかへ入ってその歴史に触れてみてください。とても有意義な時間を過ごすことができるでしょう。
「郵政総局」で歴史のお勉強 |
店舗名 | 郵征総局 (ウジョンチョングッ/우정총국) |
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観光エリア | 鍾路 |
住所 | 서울특별시 종로구 우정국로 59 ソウル特別市 鍾路区 郵征局路 59 地図を見る |
アクセス |
・ソウル地下鉄3号線 安国駅(アングクニョク、안국역、Anguk) 6番出口 徒歩3分
-6番出口を出て、進行方向へ約150m直進します。横断歩道を渡って左折し、さらに約100m進んだところの右手に「郵政総局」があります。 ・ソウル地下鉄1号線 鐘閣駅(チョンガンニョク、종각역、Jonggak) 2番出口 徒歩5分 -2番出口を出て、進行方向へ約400m直進したところの左手に「郵政総局」があります。 |
電話 | 02-734-8369(+82-2-734-8369) |
ホームページ | http://www.koreapost.go.kr/kpost/sub/subpage.jsp?contId=090101000000 |
営業時間 | 記念館観覧:09:00~18:00 郵便業務:09:00~18:00(月~金曜日) |
定休日 | 記念館:元旦、旧正月・秋夕の当日/郵便業務:土・日曜日、祝日、元旦、旧正月・秋夕の連休 |
クレジットカード | VISA/MASTER/JCB/アメックス/ダイナース |
言語対応 | 英語可、一部日本語表記あり、外国語対応のパンフレットあり |
入場料 | 無料 |
禁煙・喫煙・分煙 | 禁煙 |
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主なサービス | ||||||
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