韓国の観光地のウリピッカル工房(ウリピッカルコンバン) |
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一枚の布から広がる芸術の世界 ソウル・北村(プクチョン)は、韓国の伝統文化が生きる街として知られ、連日多くの外国人旅行者が訪れる観光スポットでもあります。特にこのエリアには、博物館や小さな工房が集まっていて、多彩な芸術作品と触れ合うことができます。今回ワウソウルが訪れたのは、一枚の“布”から織り成される作品が製作・展示されている「ウリピッカル工房」。「私たちの色彩」という意味を持つこの工房では、韓国の伝統衣服文化に触れながらも現代的解釈を加えた美しい作品に出会うことができます。
北村「ウリピッカル工房」で出会う |
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韓屋構造の工房で、韓国の美に触れる 韓国の伝統家屋「韓屋(ハノク)」が現存し、実際にそこに暮らす人々の様子を伺うこともできるこのエリア。少し坂を上ったところに位置するのが「ウリピッカル工房」。昔の女性たちがそうであったように、衣服、小物、装飾用品、寝具にいたる身の回りの品々を、針と糸のみで縫い上げて作り出す、チェ・ジョンイン作家が運営する工房です。
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身近なものを美しく、そして使いやすく。 工房内に足を踏み入れてまず感じるのは、韓屋ならではの、どこかなつかしさが残った雰囲気。そして、注目していただきたいのが、インテリアとして何気なく飾られている小物たちもチェ作家の作品であるということ。ここで主となるのは布ですが、この一枚の布でさえも、手を加えればどんな作品にでも生まれ変わるということを教えてくれる場所です。なによりも、ひとつひとつの作品に込められた思いが美となって表れていることに、ここを訪れた価値が感じられることでしょう。
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世界で認められた芸術作品がここに! チェ作家が作り出す作品は世界的にも高い評価を得るものばかり。本来モダンな趣を持つ韓国のチマチョゴリをあえてジーンズ生地で仕立ててみたり、女性の下着によく使用される生地をズボンに仕上げてみたりなど、着やすさと遊び心が込められた作品が多い点が特徴です。現在チェ作家の作品は、スペインのダリ美術館でも所蔵されていますが、ここ「ウリピッカル工房」でなら、スペインまで足を運ばなくても、これらの作品を目にすることができます。
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「ウリピッカル工房」で、あなたもパヌジルにチャレンジ! 日本では主にパッチワークと呼ばれますが、韓国では針と糸で縫い合わせるお裁縫のことを「パヌジル」といいます。「ウリピッカル工房」では、このパヌジルを基本とした体験プログラムをチェ作家の指導のもと、受けることができます。体験費用は10,000ウォンからで簡単なしおり作りやハンカチ、小物作りがメインとなります。※飛び込み可。ただし、人数が多い場合は事前にお問い合わせが必要となります。 |
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世界との架け橋になる工房 「ウリピッカル工房」には、訪問録が置かれています。そこには、ここを訪れた外国人旅行者や修学旅行生たちからの感謝のメッセージがびっしりと書き込まれています。パヌジルを通じて作品を作り、そして美と出会い、それらが伝えられていく過程がここには記されているのです。チェ作家の作品はこれまで、韓国の歌手や日本の著名人が身につけたことでも知られ、テレビでも取り上げられるほど、すでに有名なものもたくさんあります。これらの作品を見てみたい方は、ぜひ、北村「ウリピッカル工房」へ足を運んでいただきたいと思います。
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店舗名 | ウリピッカル工房 (ウリピッカルコンバン/우리빛깔공방) |
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観光エリア | 三清洞・北村 |
住所 | 서울특별시 종로구 북촌로11가길 14 ソウル特別市 鍾路区 北村路11ガギル 14 地図を見る |
アクセス |
・ソウル地下鉄3号線 安国駅(アングクニョク、안국역、Anguk) 2番出口 徒歩11分
-2番出口を出て、道路沿いを進行方向へ約450m進みます。横断歩道を利用し、道路の反対側へ渡り、さらに約15m同じ方向に進んだところの角にカフェ「DooRoo」があります。カフェの前の道を右方向へまっすぐ進み、坂道をあがったところ、約150mのところに「ウリピッカル工房」があります。 |
電話 | 02-730-3044(+82-2-730-3044) |
営業時間 | 10:30~17:00 |
定休日 | 毎週月曜日 |
クレジットカード | 現金のみ |
言語対応 | 英語可、簡単な日本語可 |
入場料 | 2,000ウォン |
禁煙・喫煙・分煙 | 禁煙 |
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主なサービス | ||||||
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