韓国の観光地の木人博物館(モギンパンムルグァン) |
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木彫刻で伝える歴史「木人博物館」 韓国旅行で欠かすことができないのはグルメにショッピング。これらに加え、韓国の伝統文化に触れられる博物館めぐりもまた、粋な観光コースだといえるでしょう。今回ワウソウルがご紹介するのは、古くからの韓国の姿を現代に伝える街、ソウル・仁寺洞(インサドン)に位置する「木人博物館(モギンパンムルグァン)」です。ここでは、韓国の伝統木彫刻5,000余点と、アジア諸国で見つかった7,000余点もの木彫刻が展示されているのに加え、シーズンごとにテーマが変わる新館ギャラリーと屋上庭園を持つ総合文化空間として2006年3月に開館した博物館です。
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自然とともに生きる博物館 「木人博物館」の「木人」とは、まさに木で作った人を指す言葉です。しかしここでは、人のみに留まらず、動物や草花、鳥などの多様な姿を木で彫刻したものをひとまとめにして「木人」と呼んでいます。木のぬくもりのなかには、その国の伝統的な美しさや、素朴ながらも人々の生活に密接に関わりあってきた歴史を感じることができます。「木人博物館」は、書物による記録だけでは残すことができなかった、より深い文化に触れられる空間として人々に愛されています。
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現代の美を表現する空間 「木人博物館」の新館ギャラリーでは、1,2ヶ月ごとにテーマが変わる展示会が開催されています。国内外の作家たちによる美しいアート作品に出会える空間として話題を呼んでいます。※「1階新館ギャラリー」では写真撮影が禁止されていますが、 博物館の特別展などが開催される場合は撮影が許可されます。 |
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いよいよ「木人」の世界へ 2階にある常設展示室が「木人博物館」のメイン展示室です。ここでは、人々の生活と密接に関わりあってきた貴重な木彫刻品が韓国語・日本語・英語の解説付きで展示されています。また、子どもたちへの情操教育の一環として、壁には木人でおもしろおかしく作った“家族相関図”が展示されているのも印象的です。 ※「2階展示室」では写真撮影が可能です。 |
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「木人博物館」は1955年に建てられた日本式の木造建築物をベースに、韓国最初のセメント会社「大韓洋灰株式会社(現在(株)雙龍洋灰工業)」のセメントを使用した造りが現存する、珍しい建物です。天井部分には、建築された年度が刻まれていて、歴史を感じることができます。
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まつりごとで使用された木人たち 現在でも韓国では冠婚葬祭といったまつりごとの際に、本物をかたどった木人を使用することがあります。遠い昔に使用された木人と、現在も使用されている木人の変化や違いを感じながら見学することができます。
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お葬式の際に使用される霊柩(れいきゅう)車の役割を果たしていたという、喪輿(サンヨ)と呼ばれる輿(みこし)は豪華絢爛な姿が特徴的です。宮中などで使用されたものはもっと地味なものだったといわれるように、ここに展示されている喪輿は庶民が使用していたものだと伝えられています。これらの喪輿は町ごとに所有していて、使用しない時は喪輿屋と呼ばれる倉庫で保管されていたといいます。亡くなった人を葬る際にはたくさんの木人をお供として棺におさめ、あの世への道中を寂しくないようにと仕えさせたといいます。
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人や動物、草木をかたどった木人たちが今にも動き出しそう!
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ドラマのロケ地ともなった屋上庭園 建物の3階は屋上庭園となっていて、天気のよい日はここでひとやすみすることもできます。屋上庭園の一部には石造彫刻が並べられていて、粋な演出を楽しむことができます。ここは、2010年に放映されたMBCドラマ「暴風の恋人」のロケ地ともなった場所で、仁寺洞(インサドン)をはじめ、ソウル一帯を見渡たすことができます。 |
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仁寺洞散策に 韓国の歴史と文化に触れられる街、仁寺洞(インサドン)。さらにディープな散策を楽しみたい方はぜひ、「木人博物館」に足を運んでみてはいかがでしょうか?
「木人博物館」をプラス! |
店舗名 | 木人博物館 (モギンパンムルグァン/목인박물관) |
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観光エリア | 仁寺洞 |
住所 | 서울특별시 종로구 인사동 11길 20 ソウル特別市 鍾路区 仁寺洞11ギル 20 地図を見る |
アクセス |
・ソウル地下鉄3号線 安国駅(アングクニョク、안국역、Anguk) 6番出口 徒歩5分
-6番出口を出て、進行方向に約90m直進し、左に曲がると仁寺洞メインストリートがはじまります。ストリートのなかを約230m直進すると左手に「サムジギル」があります。「サムジギル」を左に見ながら少し進むと、右手に曲がる道が出てきます。そこから約90m進むと右手に「木人博物館」があります。 |
電話 | 02-722-5066(+82-2-722-5066) |
ホームページ | http://www.mokinmuseum.com |
営業時間 | 10:00~19:00(18:00まで入場可能) |
定休日 | 毎週月曜日、元旦、旧正月・秋夕の連休 |
クレジットカード | VISA/MASTER/JCB/アメックス/ダイナース |
言語対応 | 簡単な日本語・英語可 |
入場料 | 大人:5,000ウォン 65歳以上・19歳未満:3,000ウォン ワンドリンク付き。 |
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主なサービス | ||||||
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