景福宮 1395年に完成した景福宮は朝鮮王朝の5大宮のひとつであり最古の王宮です。16世紀の大火災や文禄の役によって焼失するまでは正宮として使用されていましたが、19世紀になり再建されました。日本統治時代にはこの敷地内に朝鮮総督府の庁舎が建てられた経緯もあります。入場料は一般3,000ウォンで自由に観覧できますが、日本語ツアーも1日3度行われており、より詳しく知りたい方はそちらもおすすめです。→詳細を見る |
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光化門広場 景福宮の正門、光化門の前から南方向へと延びる道路に位置する光化門広場。朝鮮時代の武将・李舜臣、そしてハングルの創始者としても知られる世宗大王の銅像があり、背後にそびえたつ北岳山と景福宮を見渡せる幅広い道はまさに都会の大動脈ともいえます。2008年に広場が完成する以前はすべてが車線でした。現在では銅像とともに噴水が設置されるなど憩いの場になっており、広場の地下には、李舜臣や世宗大王を記念した展示室が設けられています。案内板は日本語も併記され、音声案内機の貸出サービスもあるので、韓国の歴史を知りたい方は必見のスポットです。入場無料。→詳細を見る
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清渓川 ソウルの中心部を流れ、ソウルのオアシス的な存在として市民の憩いの場となっている清渓川(チョンゲチョン)。当時のソウル市長・李明博の公約により、川を覆っていた高架道路が撤去され、2005年に復元されました。光化門広場から市庁方面へ進んだところにある清渓広場が川の起点。川沿いが遊歩道になっており散策を楽しむ人も多く、夜にはライトアップされカップルの姿も数多く見られます。5月の釈迦誕生日の時期には燃灯が清渓川一帯にかけられ、秋には灯籠祭りが開催されるなど光の暖かな色で幻想的な雰囲気に包まれます。→詳細を見る
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徳寿宮 ソウル市庁前広場から西側を見ると「大漢門」と書かれた門が見えます。これが徳寿宮(トクスグン)の正門です。徳寿宮はもともと王族の邸宅でしたが、豊臣秀吉による文禄・慶長の役の時に他の宮殿が消失したため宮殿として使用されるようになります。19世紀に列強の勢力が強まったことにより西洋の文化が流入。韓国式の木造建築に加え、西洋の建築方式が共存している様子を見ることができます。→詳細を見る
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貞洞劇場 韓国の伝統芸術舞台が行われる貞洞劇場(チョンドンクッジャン)。歌、踊り、風物、器楽を組み合わせ、朝鮮時代の古典「春香伝」を表現した「Miso(美笑)」はロングヒット作として観客たちを魅了します。セリフがほとんどないため外国人でも十分楽しめます。地下鉄1、2号線市庁駅1番あるいは12番出口から徒歩7分程度。徳寿宮の石垣通り(トルダムギル)の先にあります。
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ソウル歴史博物館 ソウル歴史博物館はソウルの歴史や伝統文化を知らせるために設立された都市歴史博物館。光化門広場よりも西に位置し、慶煕宮の敷地内にあります。入口の外には60年代までソウルを走っていた路面電車の模型が。内部にはソウルの文化、変遷などの常設展示やソウルの街の再現した巨大ジオラマ模型などが置かれています。企画展示も行われているので、それぞれの関心にあわせて訪れてみるとよいでしょう。入場無料。→詳細を見る
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慶煕宮 慶煕宮(キョンヒグン)は1617年、風水によりこの場所から新たな王の出現を予見した光海君が宮殿をたてたのが始まりです。1760年に改称され今の「慶煕宮」の名になりました。19世紀に入り火災のため宮殿の多くが消失し再建。日本統治時代に再び壊され、近年の再建工事により、2002年から再び観覧できるようになりました。他の宮殿に比べ観光客が少ない場所ではありますが、ここでドラマの撮影なども行われました。入場無料。→詳細を見る
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ソウル市立美術館 2002年、旧最高裁判所の跡地である現在の場所にオープンしたソウル市立博物館。正面は1920年代の建築様式が残っており風格が感じられます。秋になるとイチョウ並木が美しい徳寿宮の石垣通り(トルダムギル)の周辺に位置していることや、美術館の広大な敷地からも都会のオアシスのような雰囲気です。6つの展示室やミュージアムショップ、カフェなどもあり、散歩をしながら絵画やアートの鑑賞をしてみましょう。毎週月曜日と元日休館、無料。→詳細を見る
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通仁市場 通仁市場は景福宮の西側に位置する在来市場です。200mほどの短いアーケード街に約75の店舗がひしめきあい、地元の情緒が感じられます。惣菜店が多く、「お弁当カフェ」という試みが行われています。市場内の事務所で1枚500ウォンの専用通貨を10枚購入してお弁当箱をもらうと、加盟店でバイキングのように惣菜を選ぶことができます。買ったものは食堂でご飯と汁物と一緒に食べることができます。また、唐辛子油を使った素朴な味のトッポッキ「油(キルム)トッポッキ」も有名です。→詳細を見る
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貞洞ギル 貞洞ギルはトルダムギルと呼ばれる徳寿宮の石垣通りです。秋になると黄色く染まるイチョウ並木が美しく、通りすぎ行く人たちを魅了します。秋以外でも四季折々の姿がみられ、韓国の中でも有名な道のひとつとなっています。この通りは歌手イ・ムンセの「光化門恋歌」など様々な歌にも登場しましたが、ここを歩いたカップルは分かれるという噂もあるほど。ここに家庭裁判所があったことからそのような不吉な話が生まれたようです。徳寿宮、ソウル市立美術館、貞洞劇場がこの通りの周辺に位置するので散歩がてらに立ち寄ってみるのもよいでしょう。
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